今日はちょっと真面目なお話です。
実父が5年くらい前に他界しました。本人の生前の希望で家族葬でこじんまりと済ませたんですが、その時お世話になった葬祭屋さんと空き時間にいろいろと話をしました。
私「最近家族葬って増えてますよね。うちの近所にも家族葬専門の会館が出来ましたよ。」
葬祭屋さん(以下葬とします)「最近多いですよね。」
私「これからはこういう形の葬儀が増えてくんでしょうね。」
葬「そうですね。でも東京なんかではもう一歩進んで火葬式ってのがあるんですよ。」
私「なんですかそれ?」
葬「通夜・告別式とかをやらないで、火葬場に皆さんに集まってもらって、お経をあげて解散みたいな。」
私「へえそうなんですか。でも東京あたりでやってることはそのうち地方でもそうなるかもしれませんね。」
葬「たぶんそうなりますよ。」
で、半年くらい前にうちの近所に新しく家族葬専門の会館が出来たんですけど、そこの看板には火葬式の文字が・・・・↓こういうことです
今や日本全体が昔ほど裕福ではなくなり、冠婚葬祭全般にお金をかけなくなりました。あとはコロナの影響も大きいですね。そういうことは身内やごく親しい人たちだけでって傾向にあります。まあ、今までは『婚』も『葬』も業者さんのいいなりで、言ってみれば業者さんの為の式をやっていたようなところがありますから、この流れはいい悪いではなく今後もっと加速していくんだろうなと思います。なんてことを車の中で嫁と話をしてたら嫁が
「私もそれ(火葬式)でいいよ。」などどおっしゃいます。
「自分もそれでいいよ。」と珍しく意見が一致しました。(笑)
終