昭和がブームのようですが・・・
昭和が終わってから軽く30年以上経ちます。あの頃と今では街で見かける風景にも大きな違いがあるように思います。昭和生まれの私が思いつくアレコレを、それを知らないであろう若い衆にお伝えしたいと思います。
1・野良犬がいない。
私が子供の頃(昭和40〜50年代)には、野良犬が普通にその辺を歩いてましたが、今はまったく見かけなくなりましたね。
小学校低学年の頃、野良犬にしつこくつきまとわれて泣いてしまった記憶があります。野良犬がいなくなったことで、ある意味安心して町内を歩けるようになりましたが、その影には駆除されてしまった子がいるのかと思うと複雑な心境になります。
2・立ちシ●ン
今でもしてる人はしてるんでしょが、ほとんどみかけませんね。昭和の時代はオジサンとか普通にその辺でやってましたよ。見かけなくなった理由は、ひとつにはコンビニとかがたくさん出来て、もようした時にはそういうところを気軽に使えるようになったことと、そういうことを恥ずかしいと思うようになったことが大きいのかと。私自身、最後にやったのがいつか思い出せないくらい昔のことになりました。
3・台所のジャラジャラ
どこの家でも台所の入口には必ずこれが吊るしてありましたね。今考えると何の意味があったのかと(笑)。正式名称は知りませんが、一般的には《ビーズのれん 》ていうらしいですよ。
4・学生カバン
中高時代、学校への通学はこのバッグが基本でした。重い割にはたいして教科書とか入らず、どうしてもサブのバッグが必要になります。そこで登場するのが《マジソンバッグ》です。
学生カバンとマジソンバッグのセットがデフォでした。
大きなリュックサックを背負って登校する最近の学生さん(中学生)とかを見ると、「この方が合理的だよな。」と思います。
とこごまで書いてふと思いました。あの時代の女子ってどんなバッグを使ってたんだっけ?驚異的な老人力によりまるで思い出せません。
5・買い物カゴ
うちのお袋とか、ある時期まで、いつ頃までだったか思い出せませんが、スーパーに買い物に行く時、こういう買い物カゴを持っていったものです。その後はレジ袋をもらえるようになり買い物カゴは使わなくなりました。で、いろいろあって現在はエコバッグに。なんだかなぁって思います。
6・コンビニの雑誌売り場
昔は夜にコンビへ行くと、雑誌のコーナーは立ち読みをする若い衆がいっぱいおりました。それはそれで店側の戦略で、要するお店に人を引き寄せるためのコマセのようなものだとテレビかなんかで見たことがあります。でもスマホの普及以来、コンビニの雑誌売り場はどんどん縮小傾向にあります。LAWSONあたりが顕著な気がするんですけど、そこを削ってお菓子売り場とかの面積が広がっていて、結構楽しかったりします。
7・ウイスキー
滅多にないことですが、あの頃はカラオケのあるスナックとかに行くと、そこで出てくる酒はたいていはウイスキーで、それをミネラルウォーターと称する水道水で割る水割りがデフォでした。写真はサントリーのオールドですが、その手の店で使っていたのはたいてい角だったような気がします。
昭和のサラリーマンは一次会の居酒屋でビールで乾杯→日本酒熱燗→二次会でウイスキーってパターンだったみたいです。そういえば昔はウイスキーのテレビコマーシャルが多かったように思います。日本酒もそうでしたが、今やお酒のコマーシャル自体少ないように思います。
他にもいろいろありますが、今日はここまでにしときます。おやすみなさい。