ブログでの自分語りみたいなのって、他人からすればひたすら鬱陶しいだけなんでしょうけど、たまには私も息抜きをしたいので(笑)、今回は思いっきり個人的な(いつもじゃねぇかよ!)思い出話を書いてみようと思うのであります。
昨晩、YouTube でこんな音源をみつけ、ついつい聞きいってしまいました。
今は亡き坂本龍一氏が演奏したピアノ曲を集めたもので、特に前半は氏が1980年代前半にやっていたFM番組、サウンドストリートの中で演奏したものです。当時の私は中2~中3くらいで、文字通り厨二病全開な、今考えれば本当にイタい厨房でした。
先ほど調べたところ、氏のサウンドストリートは毎週火曜日の午後10時からの放送で、その時間になると私は愛機AIWA CS75Xにヘッドホンを装着し、勉強をしている風を装ってラジオに集中しておりました。
今考えれば面白いというか、なかなかないことだと思いますが、その番組の中で坂本龍一氏は時々ですけど、ピアノを演奏してくれたんですね。もしかしたらネタ切れの時のつなぎみたいな企画だったのかもしれませんが、よくよく考えてみると物凄く贅沢な企画です。
実を言うとその時どんな演奏をしていたのか、流石に40年も前のこととて(!)この音源を聞くまでほとんど忘れてました。
ラジオ番組のテーマ曲、《Foto Musik》や、YMOの曲《東風》もいいのですが、私が唯一覚えていたバルトークの曲(7:46あたり)が入っているのが嬉しいです。 当時、《テクノ以外の音楽はクソ!》という、極めて偏った独善的な思想に染まっていた私でしたが、この曲は初めて聞いたのにも関わらず、素直にいいなと思いました。そして同時に「なんでうちはピアノとか習わせてくれなかったんだろう。」と親を軽く恨みましたが、子供の頃《あばれはっちゃく》的な性格だった私に、大人しくピアノのレッスンなんて無理だと思っていたのかもしれませんし、それが正解だったんでしょうね。
そういえばほぼ同時期に高橋幸宏氏がオールナイトニッポンのパーソナリティをやっていて、確か坂本龍一氏がゲストで来たときがありました。何しろオールナイトニッポンは民放の深夜番組ですから、かなりくだけた感じでやってたのを坂本龍一氏が「毎回こんな感じでやってるの?羨やましいな。自分の番組は・・・・(意訳)」と言っていたのを覚えています 。それと糸井重里氏のテレビ番組、《You》のテーマ曲が入ってるのもいいですね(17:09)。あれは確か土曜日の夜に放送していたので、「明日は学校が休みだ。」というリラックスした気持ちで見ていたことを思い出します。(当時は土曜日学校があったので。)
この音源を聞いているうちに、なんか記憶が一気に《硝子の十代》に引き戻され、涙腺が日々脆くなっている昨今、割とマジで泣きそうになりました。すいません、しょうもない思い出話をダラダラと書かせていただきました。お付き合いいただきありがとうございます。次からはもうちょい皆さんの役に立つ情報を・・・・書けたらいいな(笑)
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