先日放送された佐藤竹善氏のラジオ番組の中で、マイケル・ジャクソンの《Beat It》を取り上げ、いろいろと詳しく解説しておりました。
マイケル・ジャクソンもBeat Itも、私はモロ世代にも関わらず、特別彼のファンでもないし、楽曲的にも刺さるところがなかったので、特に深掘りすることなくン十年が経過したワケですが・・・
佐藤竹善氏の解説によると
①この曲のギターはTOTOのスティーブ・ルカサー(とポール・ジャクソン・ジュニア)が弾いている。
②でもギターソロはヴァン・ヘイレン!!!聴くと確かにピロピロやってる(笑)
③そのギターソロはヴァン・ヘイレンが24時間テレビも真っ青のノーギャラで演奏。
④ノーギャラで演奏したことについて、後日デイヴィッド・リー・ロスに怒られる(笑)
⑤イントロのリズムはROLANDのTR808。あの伝説の名機《ヤオヤ》を使用。
あとこれは私が追加するエピソードですが、
⑥このBeat Itが収録されているアルバム《THRILLER》には、当初あのYMOの名曲《BEHIND THE MASK》が入る予定だった。でも坂本教授が事前に視聴を希望したところ、マイケル側がこれを拒否したので調整がつかず、結局お蔵入り。因みにその曲はマイケルの死後(2011年)発表される。世界一売れたアルバムに収録されていたらどうなったのでしょうか。
⑦プロデューサーはあのクインシー・ジョーンズ。
さすがにマイコーの代表曲。Beat It一曲にこれだけのエピソードがあるってのは凄いとしか言いようがありません。
終