前回の書き込みで、静岡のPARCOは西武だった建物をそのまま使っていると書きました。そのことで思い出したことがあるので、今回はそのことを書いてみようと思います。書いてというより、むか〜しむかし私が某所に書いた文章のコピペで、確認したところ2006年4月17日に書いたもののようです(汗)
それとこの文章の主人公長嶋監督Gくんてのは、私の小学〜高校までの同級生で、一浪して大学生になった私とは違い、彼は既に地元の信用金庫で働く社会人でした。それらの点を踏まえ、以下の文章をお読み下さい。宜しくお願いします。
静岡の西武が3/31をもって閉店になったらしいんですけど、私的にはあそこに限らず、デパートで買い物をすることなんぞまずないんで、
「別にどうでもいい。」
というようなレベルのニュースなんですが、ただひとつ、西武に関して忘れられない思い出があるので今回はそのことを書いてみようと思います。
あれは私がまだ学生で、近所のTSUTAYAでバイトをしている時の話です。
そこへ例の長嶋監督G君がヌボ~っと現れ、バイトが終わったら買い物に付き合ってくれと言います。別に断る理由もないので、一緒に静岡の繁華街まで車で出掛けました。以下は車内での会話です。
私「何を買うの?」
長嶋監督G「職場の先輩が転勤になるんで送別のプレゼントを送ろうと思って。」
ヤツにしては殊勝な心がけです。ちなみに先輩っていうのは女性らしいです。
私「何を送るの?」
長嶋監督G「ん・・・、まぁいいジャン。」
私「何を買うんだっつうの。」
長嶋監督G「まぁな・・・」
360度誰がみても嫌な展開です。コヤツ、またろくでもないことを考えているに違いない。
私「だから何を買うんだっつうの。」
長嶋監督G「まぁな・・・」
不安な気持ちのまま、とりあえず西武に行くことになりました。
15分ほどでしょうか、現地に着いて車を駐車場に置き、私が逃げられない状態にしておいて、ヤツはついに白状しました。
長嶋監督G「実はさぁ、パンティーを買おうと思ってさぁ。恥ずかしいから付き合ってもらったんだよ。」
私「・・・・・(殺意)」
そんな流れで仕方なく女性洋品売場へ。そうでなくとも、男にとって女性洋品売場っていうのは大変敷居が高い場所です。そのカラフルでキュートで素敵な空間は男子には息苦しい程です。
にもかかわらず、よりによって我々が行こうとしているのは下着売場です。しかもそこでパンチーを買おうという。もうめまいがして吐き気を催しそうなくらいです。
売場は簡単に見つかりました。しかし、そこはもう他の洋品売場とは違う、なんとも言えない圧倒的なオーラを放っていたのです。
私「・・・(-_-;)」
当時の私は今よりずっと純な男だったので、どうしてもそこに入ることができません。長嶋監督G君も多分恥ずかしいんでしょうけど、腹をくくったらしく、玉砕覚悟でパンチー売場に突入して行きます・・・・のはいいのですが、外でモジモジしている我輩に向かって、
「オイ、●●ちゃん、こっちに来いよ!」
と、応援団仕込みの人一倍デカイ声で私を呼びます。
頼むから名前を呼ぶのは勘弁して欲しい。(-_-#)
長嶋監督Gもしばし売場をうろついてましたが、結局、私がそんな状態だし、背中を押してくれる人もいないので何も買わず店を出て来ました。
んで、とにかくこの場を離れてもう一度作戦を練り直すことにしたのです。
次回に続く(笑)