おっさん天国 物欲の泉

日々物欲にまみれ、煩悩の海に溺れて暮らすおっさんがおススメしたい、あんな物・こんな事をご紹介いたします。

唎き蒙古タンメン中本(セブンイレブンのカップ)

 

 

日本酒の世界には唎き酒(ききざけ)って言葉がありまして、簡単に言うとテイスティングのことです。日本酒を口の中で「ズーズー」「ジュルジュル」と転がして、その味わいを「ああでもないこうでもない」と大能書大会を開催するわけです。まずそのことを踏まえていただいて。

 

過日、セブンイレブンで蒙古タンメン中本の新しいカップラーメンが発売されました。

 

 

蒙古タンメンがセブンでは定番商品となっていることは知ってましたし、

新商品が出たとなると最近ネタ切れ感が強い拙ブログの記事に出来ると思い(苦笑)、買って食べてみようと思ったのであります。それはいいのですが、そもそも普通の蒙古タンメンを食べたこともないのに、新商品の味について云々するのもどういうもんかと思ったわけです。なのでこの際その両方を食べ比べするという、たぶん日本では関係者と私のくらいしかやらないであろう、《唎き蒙古タンメン中本》をやってみようと思うに至りました。

 

近所のセブンで早速両方を購入。

 

左が通常のヤツで、右が件の新商品です。なんかもう食べる前から相当に辛いのがわかります。出来上がるまで5分かかるので、暇つぶしにホンダさんから送られてきたDMに目を通しておりました。

 

 

そうこう言う間にタイマーがピピピと鳴って蒙古タンメンが完成!

 

 

それぞれに辛いオイルを入れ混ぜ混ぜします。そして実食スタート!

まずは左の通常のヤツから食します。

 

辛い!

 

辛い食べ物でよくあるのは、最初は「別にどうってことないジャン!」て思ってても、時間が経つとそれが徐々に辛く感じてくるってのがあるんですけど、これは一口目からもう既に辛い!

 

このままでは新商品のインプレッションが出来なくなりそうなので、次は新商品北極ラーメンを食します。

 

 

辛い!というか痛い!

 

 

ピリピリを通り越して口の中がジンジンと痺れて痛いです。あくまでも個人の感想ですが、通常のヤツの1.5倍くらいの辛さだと思います。それに加えて辛味オイルの、なんだろう辣油?麻油?の味わいがかなり強くてその風味がキツいです。ここまで来ると旨味噌がどうたらこうたらなんてこの際どうでもよくって、もうただただひたすら辛いという言葉しか出てきません。箸休めで通常のヤツを食べるとなんだかマイルドでホッとします。通常のヤツでも相当に辛いんですけど、こちらの方がまだ旨味を感じられなくもありません。で、どうにかこうにか気合で両方を完食。いつもはスープまで完食するんですけど、流石にこのラーメンは無理!

 

 

 

結論、あぐまでも個人の感想ですが、北極ラーメンはもういいです。この先食べることはないと思います。辛いのが《三度の飯より好き》な御仁にはいいんでしょうけど、もともとあまり辛い物が得意ではない私にとっては「なんの罰ゲームだよ。」ってレベルです。通常のヤツは辛味の中にも旨さを感じる部分があって、「腹が減ってて家にあったら食べる!」とは思います。

食べ終えてから約30分。汗が止まらず、口の中にはピリピリしっぱなし、おまけに鼻水もタラタラと流れる始末。下手すると耳からも特濃なオヤジ汁が出そうでした。頼まれたわけでもないのに、なんでこんなことやってるんだろう俺って。