我々の年代では有名なバンドですから、改めて紹介をするまでもないのかもしれませんが、所謂Z世代の人は知らない人も多いかと思われるので、気に入ってくれればいいなと、余計なお世話を焼かせてもらいます。
今から30年(!)くらい前、知り合いの車の中でカーニバルを聴いたことがきっかけで、その後CDを購入しました。1990年代と言えば、ファッションでも音楽でも60~70年代的な物が流行っていたように記憶しております。このバンドもそういう流れの中で出てきたんでしょうけど、90年代のバンドが60~70っぽい、どこか懐かしいアレンジでやってみましたって感じですね。
異論反論はあるとは思いますが・・・最近よく思うのは、1990年代で音楽って新しいことは全てやり尽くしてしまったんじゃないかなって。車の中で聴いているラジオで、いろんな新しいバンドや新曲を紹介してます。でもそれらを聴いても特に目新しいものはなく、「おっ!!!」って驚くようなことはここ何十年もありません。私が老化したってのも当然あるとは思いますが、それらを聴いても何処かで聴いた誰かのような曲ばかりで、もはや「古典芸能か!」すら思うことがあります。こう言うことをいうと、「オッサンは黙ってろ、このハゲ!!!」とか若い人達におこられそうですが、ラップなんかがが出てきたあたりから、音楽ってその進歩が止まってしまったように感じるのは私だけでしょうか。その結果として、昔に流行ってたようなものを引っ張り出してきては、それを今風にちょっとアレンジしてっていうのが、音楽に限らずファッションでも、あと車のデザインなんかにも感じることがあります。
さて話を戻しますが、ぶっちゃけ、カーディガンズがスウェーデンのバンドということ以外、私は何も知らなかったので、wikiでちょっとだけ調べたら、なんと元々はヘヴィメタルのバンドでブラックサバスのコピーもやってたとか、どうりで同じ匂いを感じたワケだ(苦笑)
なんとなく懐かしくて(私的に)、キャッチャーで親しみ易く、あまり肩肘はらないノンキな感じが好きで、今でも時々聴くことがあります。
とりあえず彼らの代表曲の《Carnival》を聴いてもらいましょうか。
以前勤めていた会社で作業中にこのCDを聴いてたら、一緒に仕事をしていた女性に、「なんだか眠くなるような歌だね。」て言われました。
確かにそうだなとは思います。
あと出てきた時点で古臭い感じでしたから、今聴いてもあまり古く感じませんね(笑)。昔のカクカク時代のVOLVO車と同じ理屈でしょうか。そういえばVOLVOもスウェーデンのメーカーだった(笑)
最近の子はあんまり洋楽とか聴かないんでしょうけど、たまにはこういうのを聴いてみるのもいいんじゃないかと思いますよ。