横溝正史の人気作品「犬神家の一族」が、小林靖子(仮面ライダーシリーズ、アニメ「進撃の巨人」)脚本でこの春、ドラマ化されることが決定。前後編の単発放送となる。
戦後まもなく、那須湖畔の広大な屋敷で、財界の大物・犬神佐兵衛が他界。そして、戦争によるケガのため不気味なマスクで顔を覆った孫の佐清が復員してくる。だが、勢ぞろいした一同の前で発表された遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという衝撃的な内容だった。反目し合う松子ら3人の佐兵衛の娘たち。そして、湖を訪れていた金田一耕助の前で、佐兵衛の孫たちが謎の死をとげる――。
昭和25年に発表され、これまで幾度となく映像化されてきた「犬神家の一族」が、「獄門島」、「悪魔が来りて笛を吹く」、「八つ墓村」に続くNHK版金田一シリーズ第4弾として放送。
名探偵を演じるのは、前々作・前作に引き続き吉岡秀隆。そして、犬神家の創始者の長女・松子を大竹しのぶが演じる。演出は「鎌倉殿の13人」の吉田照幸が務める。
「犬神家の一族」は4月、BSプレミアム/BS4Kにて放送予定(90分×2本 前後編)。
過日このニュースを目にしたとき、なんとなく「犬神家って忠臣蔵みたいになってきたな。」と感じました。
犬神家の一族はある意味≪国民的な作品≫なので、既に犯人もストーリーの展開も皆さん知っている状態です。その上で新たに制作しようっていうんですから、見る側からすると、過去の作品と比べてどうかってところが一番大事なんですよね。
・どういう役者さんが誰の役で、どういう演技をしたのか
・原作に忠実かどうか
・音楽がどういう感じなのか
等々
まあでも、今時横溝作品を映像化してくれるだけでもありがたいという思いもあり、過度に期待することなく、穏やかな気持ちで4月の放送を待っていようと思います。
↓やはり音楽は大野雄二氏のサントラが最高ですね。
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