まあオッサンの独り言みたいなもんですから、興味のない方はスルーして下さい。
今から30年くらい前のことなんですけど、あの頃日本のスポーツ選手は、例えばオリンピックに出てもメダルをあんまり取れませんでした。
それよりもう少し前の世代ではメダルをとれていた競技も、新興国が力を付けてくるのと反比例して、日本のメダル数はどんどん減ってゆき、そういう光景を見る度に
「あ〜やっぱり日本人て身体能力が低いんだなぁ。」
「この差は本人がいくら努力しても埋まるもんじゃないし。」
「やっぱり日本人は経済面で鈍臭くやってくしかないのかなぁ。」
と悲しい気持ちになっていたものです。
ところが今や経済の方はガタガタになり、スポーツ界はというと、世界のいろんな種目で活躍している日本人がたくさん出てきてます。
野球やサッカーではある程度活躍出来るとは思ってましたが、NBAにも日本人選手がいて、彼らが普通に活躍しているのを見ると驚きを隠せません。NBAだけは絶対に無理だと思ってましたから。
なぜこういう人達が出てくるのかと考えたときに、やっぱり
1・能力のある人が
2・子供の頃から正しい方法で
3・一生懸命練習して
4・留学も含め、早い段階から外国の人達と戦わせる
ということが大切なのかなと。
とりわけ2の正しい方法ってのが大事だと思うんですけど、それは要するに、育成のプログラミングとか、科学的で理にかなったトレーニングとか、食生活による身体作りとかですね。
30年前のアスリートといえば、丁度私と同じ世代の人達ですけど、あの頃はまだなんかこう、戦前のスパルタ教育が色濃く残っていたように思います。
スポーツでも勉強でもとにかく、「頑張れ頑張れ!」「努力だ、根性だ!」みたいな感じがありましたからね。今考えると理不尽な体罰・説教とか、意味のないトレーニングとかも多々あって、私レベルでもそうでした。
で、思うんですけど、今の日本の経済界を見てるとそれがそのまま当てはまるような気がします。
能力はあって、その能力をキチンと使えば、まだまだ世界と戦えるのに、既得権益にしがみつく一部の、所謂“エリート様”が能力を発揮出来きないようにしているって。
「今でしょ。」の林先生が言ってた言葉に
「正しい方向で努力するのが大事(意訳)」
があります。確かにそうだわなぁと思います。つうことで最後に3つの動画を貼り付けて終わりにしようと思います。ご静聴ありがとうございました。