おっさん天国 物欲の泉

日々物欲にまみれ、煩悩の海に溺れて暮らすおっさんがおススメしたい、あんな物・こんな事をご紹介いたします。

コロナ禍に読んだ漫画

  3年くらいコロナの騒動があって、5月から扱いが5分類へ移行したのを機に、流石に浮世も「コロナはもうそろそろいいんじゃない?」て雰囲気になっているような気がします。(あくまで個人の感想です)

コロナをきっかけに世の中のいろんな事が変わりました。それらの中にはアフターコロナでもそのまま続くであろうということもあるように思います。例えば出張を伴う会議とかそうですよね。(リモートで充分)あとはこれって今まで使ってなかったけど、結構便利だねって発見があったりもしました。後者に関して私的にはネットで見る漫画がそうです。

前置きが例によって長くなりましたが、コロナ騒動以降、私はネットで漫画を読むことが多くなりました。そんな中で読んで面白かった&オススメしたい作品を以下にご紹介したいと思います。因みにどれが一番とかはないんで、その点悪しからずご了解願います。

 

①静かなるドン

 

昼間は下着メーカーに勤めるサラリーマン。夜は関東全域を治める893のドンという主人公のお話。この漫画は昔から読んでました。でもこれって結構な長編ですから、途中で挫折したというのか、見なくなってしまったのを、コロナ禍であまりに暇だったので、課金してまで最後まで読みました。

 

②ザ・ファブル

 

どっかのサイトを見てる時に、この漫画の宣伝が流れてて、面白そうだと思い見ることにしました。ファブル(寓話)と言われている超絶技能をもった殺し屋さんが、足を洗うために大阪へ行き、普通の生活を送ろうとしますが、世話になっている組織の抗争に巻き込まれてしまうというお話。岡田准一さん主演で映画化されたことは知ってましたが、読んで行くうちにハマりました。現在パート2の方を配信していて、その更新が月曜日なので、本来憂鬱な月曜日の朝がちょっとだけ楽しみになりました。

 

③ジパング

 

海上自衛隊のイージス艦《みらい》が航海中暴風雨に巻き込まれ、突如として1941年のミッドウェイ海戦の海域にタイムスリップしてしまうというお話。乗組員は当初自分たちは自衛隊員で、日米どちらにも組しないという立場でいようとしましたが、やがて日米戦争の中に巻き込まれていくというストリー。

私はコロナ禍の最中、この漫画を一番見ています。たぶん4~5回(苦笑)。かわぐちかいじさんの漫画にしては最後がグダグダになってないところがGOODです。

 

 

④柳沢きみお氏の作品(DINO、青き炎、朱に赤等)

 

ひとつの作品としてはジパングを一番見ていますが、作者として考えると柳沢きみお氏の作品を一番見ています。その多くがバブル期、或いはバブル以降1990年代の作品なんですけど、氏の作品って初期のハチャメチャ恋愛漫画から、その後はなんていうのかあんまり明るい作品がなくて、中年の孤独感とか満たされぬ欲望とか、はたまた人を殺してしまうとか、人間のダークな部分に焦点をあてたお話が多いです。でもそこが好きです(笑)

 

 

⑤プレイボール

 

言わずと知れたスポ根漫画(野球)の名作です。墨谷二中の野球部でキャプテンを務めていた谷口は墨谷高校に入学し、紆余曲折あって野球に入部しますが、実力を買われ2年生でキャプテンに就任します。要するに前作《キャプテン》の続きです。

この漫画は私が小学校の頃、少年ジャンプ(だったかな?)に連載されていたものです。ただ当時はあんまりちゃんと読んでなくって、今この年になって新鮮な気持ちで読んでます。「ここよここ」「うむ」「ククっ」などの言葉(擬音)が懐かしいです。

 

 

しかしつくづくと思うのは、私って明るいストーリーの漫画より、なんつうかこう陰のある、いろいろと考えさせられるような重たい話が好きなんだなぁと思います。

つうことで一般的なカタギの方々にはあんまり参考にはならないかもしれませんが、同じようなメンタルを持つ同志には、是非読んでもらいたい作品なんでご紹介をさせていただいた次第であります。