先日、MARK IS静岡で買ったガラナのリキュールについて書きました。
その売り場の横が《天神屋》さんのお店で、そこから《しぞ~かおでん》
のいい匂いが漂っておりました。因みに静岡市の人は静岡のことを《しぞ~か》と発音します。よって静岡おでんは《しぞ~かおでん》となるわけです。
私が子供の頃、昭和50年代には近場に駄菓子屋が何件かあって、そういう駄菓子屋の片隅には決まっておでんのコーナーがあって、そこで簡単な食事が出きるようになっていました。東京の下町の駄菓子屋で《もんじゃ》があったようなもんです。
なにしろ私的には、その駄菓子屋のおでんがベンチマークになっているので、この天神屋さんのおでんを見た瞬間思ったのは、
キレイ過ぎる!!!
あと汁の色が薄すぎる!!!です。
とにかく駄菓子屋のおでんが置いてあるテーブルは基本あんまりキレイではなく、ちょっと椅子やテーブルがベタついておりました。汁も継ぎ足し継ぎ足しですから、ほとんど鰻のタレ状態で、「いったい最後に汁を入れ換えたのはいつですか?」と聞きたくなるくらい真っ黒でした。
あとこれは余談ですけど、中学時代の友人から聞いたエピソードをひとつご紹介します。その友達が駄菓子屋でおでんを食べていた時、駄菓子屋の飼い猫がおでんを温めているテーブルのふちを歩いていて(苦笑)、なんかのはずみでこけてしまい、片足がおでんの鍋に入ってしまったようです。その時のおばちゃんの言葉が秀逸です。
「大丈夫、熱いから♥️」
そういう問題ではないと思うんですけどね。
まあでも天神屋さんが売る以上はそんな不潔なものを出せるはずもなく、かなり洗練された形で売ってます。それはそれで美味しそうでもあり、機会があったら買ってみようと思います。
終