先日車に乗っている時、何気にラジオを着けたらこの曲が流れていました。
「え~っと、聴いたことがある曲だけ何て名前だったかな。」初老の男は瞬時に思い出せない物事が多くて困ります(苦笑)。
独特の歌声から歌っているのが寺尾聰ということはすぐにわかりましたが、なんせ彼の歌がヒットしていたのはもう40年近く前のことなので、特別彼にたいして思い入れがない私には、曲名を思い出すだけでも一苦労です。
あとで曲名がアナウンスされ、それが《SHADOWCITY》とわかり、「ああそうだったそうだった。」とポンと膝をたたいたわけですが、40年以上経って改めてこの曲を聴いた率直な感想は
「いい曲だなぁ」です。
寺尾聰といえば、私が中学の時(昭和50年代)に、彼の曲がTBSのザ・ベストテンていう、当時誰もが見ていた番組のランキングに、なんと3曲同時にベスト10入りししたことがありました。
3曲の中でも一番のヒットは、問答無用の《ルビーの指輪》で、このルビーの指輪はベストテンの番組史上、ランキング1位の期間が最長だったと記憶しております。
あともう一曲はなんだっけな?とYouTubeの音源をひっくり返して調べたところ、《出航SASURAI》と判明し、引っ掛かってたものが取れた感じで気持ちがスッキリとしました。
正直これらの歌がヒットしていた頃、文字通り《厨二病》全開だったテクノ少年にはまったく刺さるところがなく、「なんか大人っぽい曲だなぁ。」くらいの感じしかありませんでした。
が、それからン十年。自分もそれなりの年になり、いろんな音楽を聴いて、音楽だけではなくいろんな体験をして、改めて彼の曲を聴いてみると「良質なポップスというかAORだなぁ。」と。結構いいなと。なんならCDを買ってもいいかなくらいです。
近年80年代の日本のシティポップスが海外で人気があるらしいんですけど、寺尾聰氏の音楽も広義な意味でのシティポップスと言えなくもありません。もしかしたかこれから人気が再燃するかもしれませんね。既に再燃してたら謝ります。世捨人的なオジサンなんで。許してチョンマゲ。
それはいいんですが、この記事を書こう思って《SHADOWCITY》を聴いて以来、あの♪トゥルトゥー♪ってコーラス過多なスキャットが今日一日頭から離れないんですけど。いい加減鬱陶しくなってます。なんとかならないかしら(泣)
終

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